社会貢献に関する基本的な考え方

目的

「コマツグループとその社員は、地域社会の一員としての役割を認識して、社会に貢献する。」

社会貢献五原則

  • 継続性のあること
  • 公益性のあること
  • 自主的に選んだものであること
  • 社員の納得性のあること
  • 広告宣伝を意図したものではないこと

2014年度 社会貢献活動実績(連結)

コマツが取り組む社会貢献活動は、以下の6つの分野があります。

2014年度 社会貢献活動実績(連結)

トピックス・リベリアにおける建設機械オペレーター育成支援

西アフリカのリベリアは経済成長の期待が高まっており、必要なインフラ整備のために、建設機械を操作できる人材の育成が急務となっています。2014年度、エボラ出血熱の感染被害が拡大しましたが、その直前の2014年6月、日本政府と国連工業開発機構(UNIDO)の共同プロジェクトとして、リベリアに開設された建設機械オペレーター育成施設に対してコマツより支援を行っています。

開設に先立って、5月に4名のインストラクターが来日し、コマツで建設機械の操作や保守の基本を学びました。彼らは帰国後、エボラ被害が収束するまでの待機期間中、習得した技術を活かして、リベリアの首都モンロビアで衛生施設の建設を支援しました。コマツはその間も、メールのコミュニケーションなどで技術的な質問に対応するなどの支援を継続しました。

2015年4月には、コマツが寄贈した建設機械も現地に到着。授業が再開される学校で、若きインストラクターたちとともに活躍しています。今後も学校運営が軌道に乗るまで、現地代理店の協力を得ながら、トレーニングプログラムの提供など継続的な支援を行っていきます。

静岡県のコマツテクノセンタで行われたインストラクター教育