私たちのパートナーシップは、複数年にわたって続きます。最先端の技術、卓越した品質、揺るぎない信頼といった、コマツに脈々と受け継がれてきたDNAは、モータースポーツの最高峰であるウィリアムズ・レーシングのDNAにつながっていきます。
このパートナーシップは、コマツの存在意義の一つの現れでもあります。すなわち、「ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓く」ということ。コマツはこれから、ウィリアムズ・レーシングと共に世界中で行うさまざまな活動によって、若い感性や新しくイノベーションを担う世代との関係も強化していきたいと考えています。
フォーミュラ1は、世界中で何百万人が観戦するシングルシート・モーターレースの最高峰です。人間とマシン、チームワークと戦略、そして技術と創意工夫を組み合わせた究極のレースであり、壮大なスペクタクルでもあります。FIAフォーミュラ1世界選手権は、1950年に第1回大会が開催されて以来、オリンピック、FIFAサッカーW杯に次ぐ、世界中の人々が熱狂する人気のスポーツイベントとなっています。
2024年FIAフォーミュラ1世界選手権には10チームが参加し、5大陸を網羅する24レースを競います。シーズンは、3月2日にバーレーンで開幕し、12月8日にアブダビで終了。シーズン中にもっとも多くのポイントを獲得したドライバーによるチャンピオンシップと、2人のドライバーの累積ポイントをもっとも多く獲得したコンストラクターによるチャンピオンシップの2つの方法で競うことになります。
今年は、ダブルヘッダーが4回、トリプルヘッダーが3回。目の離せないシーズンになることが予想されます。また、世界各地でレースを開催することから生じる物流上の課題を解決するために、スケジュールの見直しが進められています。そのため、日本グランプリやアゼルバイジャン・グランプリなどの開催時期が変更となりました。