コマツの取り組み
ひとつひとつの積み重ねが、
復興につながっていくと信じて。
コマツ 牧野秀昭 今回の震災で、裏さんをはじめ、多くの農業関係者の方々とお会いすることができ、私ども建設機械メーカーへの期待の大きさをあらためて感じました。 圃場のひび割れや隆起などの復旧に限らず、区画を大きくしたい、農地や牧場を新たにデザインしたいという、新しい希望をお持ちの方もいらっしゃいます。
そういった思いを、ひとつでも多く、少しでも早く、カタチにできるように。 生産者さんのご要望やニーズを的確に捉えながら、製品をより良い方向に追求し、能登の農地で コマツの建設機械が活躍する風景をつくっていきたいと考えています。
コマツ 三谷典夫 まずは被災された農家さんのご要望にいち早くお応えしたいという思いがありました。 農業は、作業工程の時期が決まっていますので、そのタイミングを逃さないように、私たちのレスポンスもあげていかないといけない、と。
震災前の実証実験で、圃場の凹凸の修復に我々の建機が役に立つことがわかっていたので、田んぼだけでなく、畑や牧草地でも農業ブルドーザーを活用していただきたいです。 均平化をすれば生産性が上がる。生産性が上がれば、収量も増える。その良い循環を生み出そうという考え方がベースとしてあります。 今後も農家さんやINATOさんとアイデアを出し合いながら、一歩ずつ進んでいきたいですね。