株主・投資家との対話

当社は、当社グループの持続的成長と価値向上のため、株主、投資家、金融アナリストとの対話および情報開示を重要視しています。

1.株主・投資家を含むステークホルダーとの対話の考え方

当社は、すべてのステークホルダーの皆さまから信頼される企業でありつづけるため、公平かつタイムリーな情報開示を行うとともに、トップマネージメント自らが直接のコミュニケーションを行うことを重視しています。

詳細については、当社のコマツレポートの「ステークホルダーの皆さまとの対話」をご覧ください。

2.株主・投資家との建設的な対話(IR)に関する方針

当社の株主・投資家との建設的な対話を促進するための体制整備・取組みに関する方針については以下のとおりです。
(1)株主・投資家を含む、全てのステークホルダーに対する公平かつタイムリーな情報開示を行い、社長自らによる直接のコミュニケーションを重視します。
(2)IR管掌の取締役ないし執行役員を指名し、実務担当部門を定め、関連部門との有機的連携を図ります。
(3)株主構造の把握に努めるとともに、個別面談以外の対話の手段を設けます。(決算説明会、ホームページに株主投資家向け情報の記載、個人株主向け説明会・見学会、個人/機関投資家向け説明会(国内外)等。)
(4)社長、IR管掌の取締役ないし執行役員は、取締役会、他の執行役員及び関連部門に対話の状況についてフィードバックを定期的に行います。
(5)インサイダー情報管理の社内規定を設け、併せて情報開示委員会を設置し、法定開示の内容及びインサイダー情報の管理についてチェックを行います。

詳細については、当社のコーポレート・ガバナンス報告書をご覧ください。

3.ディスクロージャー・ポリシー

当社のディスクロージャー・ポリシー(情報開示の方針)はこちらをご覧ください。

4.主なIR活動

活動
2023年度実績(2022年度実績)
内容
決算説明会
4回(4回)
四半期決算ごとにアナリスト・機関投資家向けに開催。社長、CFOおよびIR管掌の執行役員が登壇し、決算内容及び今後の見通しを説明しています。
アナリスト・機関投資家との定例グループミーティング(スモールミーティング)
7回(7回)
四半期決算ごとにアナリスト・機関投資家向けに開催。社長、CFOおよびIR管掌の執行役員が登壇し、質疑応答を行います。
IR-DAY(事業説明会及びESG説明会)
1回(1回)
アナリスト・機関投資家向けに中長期での事業機会や経営戦略、またサステナビリティに関する取り組みを説明するイベント。各事業・分野の責任者が説明しています
社外取締役と投資家との対話
1回( ー )
アナリスト・機関投資家向けに、当社の取締役会の実効性やガバナンス、サクセッションプラン等について、社外取締役と投資家が直接意見を交換するイベントを開催しています。
アナリスト・機関投資家向け見学会
3回(2回)
アナリスト・機関投資家向けに、国内・海外の工場見学会を開催しています。見学会と併せて、コマツグループが取り組んでいる事業・活動に関する説明会も実施しています。
アナリスト・機関投資家との面談
394回(348回)
 内、海外投資家へのマネジメント訪問 67回(46回)
 内、証券会社カンファレンス参加 25回(9回)
対面/オンライン、個別/グループ等、機関投資家のニーズに合わせて随時実施しています。また、証券会社主催のカンファレンスを活用し、プレゼンテーションや面談を実施しています。
個人投資家向け説明会
5回(5回)
個人投資家向けに、コマツグループの概要や中期経営計画の戦略、直近の業績や株主還元施策などについて説明するオンライン説明会を、証券会社を通じて定期的に開催しています。
株主総会
1回(1回)
会社法に基づき、 株主に会社に関わる重要事項を報告し、決議するために開催しています。
株主向け見学会
16回(16回)
株主に、コマツグループの事業内容についてさらにご理解を深めていただくことを目的として、「工場見学会(国内)」を開催しています。また、お子様を対象とした「ちびっこ見学会(テクノセンタ)」も開催しています。
株主向け説明会
2回(2回)
株主に、コマツグループの現況や中期経営計画の戦略・進捗、直近の業績などについて説明する「株主説明会」を開催しています。

5.対話テーマと社内へのフィードバック実施状況

主な対話テーマ

需要及び業績見通し、競争環境、コストと価格政策、在庫、製品開発、カーボンニュートラル、投資とM&A戦略、資本政策と株主還元

社内へのフィードバック実施状況

株主・投資家の皆様からいただいたご意見・ご質問は、取締役会や経営会議での報告に加え、社内の関係部門にも幅広く共有し、経営やIR活動の改善に役立てています。
社長による取締役会への報告
海外投資家の訪問等、社長が関わったIR活動は、取締役会での社長の冒頭報告として随時報告されています。
IR活動の年次討議、審議
IR活動の振り返り、翌年度の活動を審議するため、執行役員クラス以上が出席する会議で年1回討議、審議を行っています。
日常のIR活動の報告

海外投資家の訪問記録や証券会社主催のカンファレンスの議事録、証券アナリストのレポートなどは、IR部門から経営トップに対し週次、月次で報告を行っています。