当社のロシア向けの出荷および当社事業への影響について

2022年03月30日

 

 ウクライナ情勢に起因して、コマツを取り巻くサプライチェーンの混乱は深刻化しており、また金融・経済への影響も不透明な状況が続いています。コマツは危機管理方針に沿って、社長をトップとする緊急対策本部を発足させ、情報の収集と分析、今後の対応について協議を続けています。

 当社は、2022年3月4日付で当社ホームページよりお知らせしている通り、サプライチェーンの混乱および金融・経済の不透明な状況を受け、当面の間、ロシア向けの出荷を見合わせる決定を致しました。

 現下のウクライナ情勢はコマツも深く憂慮するところであり、事態の進展を注視しています。一刻も早く平和的に事態が収束することを強く祈念しています。

 なお、当社の2022年3月期の連結業績予想(2021年10月28日公表*1)における、建設機械・車両部門の売上高2兆4,350億円のうち、CIS(ロシア含む)向けの地域別割合は8%と想定しています。

 現時点で、2022年3月期の連結業績予想への影響は軽微であると見込んでいます。今後の情勢の変化に伴い、当社業績に重大な影響が見込まれる場合は速やかに開示します。

 *1当該連結業績予想は、2022年1月31日の第3四半期決算発表時においても変更しておりません。


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