- 更なる生産能力増強で半導体需要の増大に応える - ギガフォトン、新生産棟建設により生産能力を2.5倍へ

2022年07月29日

 コマツ(社長:小川啓之)の100%子会社で半導体リソグラフィ用光源メーカーであるギガフォトン株式会社(本社:栃木県小山市、代表取締役社長:浦中克己、以下「ギガフォトン」)は、更なる生産能力増強を目指し、本年7月より、新生産棟の建設に着工しました。本年4月に竣工した増築棟に続く、このたびの新生産棟建設により、2020年度比で約2.5倍の生産能力の実現を目指します。投資金額は約50億円、2023年6月完成予定です。

新生産棟 完成予想図

 

 昨今、世界での半導体需要は大幅に増加し、また各国の主要半導体メーカーがサプライチェーンの見直しを迫られるなか、半導体製造装置への投資が加速しています。世界中で高まる半導体製造装置の需要に対応するため、ギガフォトンでは、本年4月に同敷地内に開発棟を増築し、6月より順次研究開発機能を集約することで既存生産棟の生産ライン増強を図っています。生産ライン増設とともに、生産工程の効率化・最適化により、生産能力は9月より2020年度比で約2倍に増強されます。これに今回の新生産棟増設を加え、2020年度比で約2.5倍の実現を目指します。

 ギガフォトンは現在までに2000台を超える半導体リソグラフィ用エキシマレーザーを世界中へ出荷しています。半導体製造に不可欠なリソグラフィ用光源の安定供給を図るとともに、稼働サポートを強化し、半導体産業界に貢献し、売上げ拡大を目指してまいります。

 コマツは新中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。

<建物概要>
建築地   : 栃木県小山市横倉新田400番地
構造・規模 : 鉄骨造 地上3階建 塔屋1階
延床面積  : 7,537.23㎡
投資額   : 約50億円

 

 

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