2023年10月05日
コマツ(社長:小川啓之)は、新型電動ミニショベル「PC30E-6」※について、公益財団法人日本デザイン振興会が運営する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。コマツは、2021年度の電動式フォークリフト「FE25-2/FE30-2」と2022年度の電動マイクロショベル「PC01E-1」で同賞を受賞しており、3年連続の受賞となります。
【2023年度グッドデザイン賞を受賞したPC30E-6】
コマツは2023年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたび受賞した「PC30E-6」はその第一弾として市場に導入されました。当該機は、2019年度に同賞を受賞した電動ミニショベルの市場導入車「PC30E-5」のフルモデルチェンジ機であり、コマツ社内のデザイン部門が全てのデザインを担当しています。デザインにあたり、お客さまの多様な使用状況に応えるべく小型化や視界性の向上を図るだけでなく、電動建機の進化をシンボリックな造形でまとめることで先進性を感じられるデザインを目指しており、このたびの受賞においてもこの点を高く評価いただきました。
コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。
【グッドデザイン賞審査委員による評価コメント】
・新型電動ミニショベル「PC30E-6」
「今後、夜間や屋内の建設現場などでの活躍の拡大が期待される、電動ミニショベルのデザインを、機能的かつシンボリックにまとめている。先代モデルに対しても、大幅な小型化や、視界のよさの向上を実現しただけでなく、電動モデルとしてのデザインの方向性が、より明確となった点を、高く評価した。モニターのインタフェイスデザインも、レイアウトが整理されており、直感的に情報をつかみやすいものとすることで、使用時の利便性を向上させている。」
【必要な情報を直感的に読み取れるようにデザインしたモニター】
※当該機は、2023年10月より国内市場での販売を開始した商品です。
リチウムイオンバッテリー搭載 3トンクラス 新型電動ミニショベル「PC30E-6」を国内市場で新発売
https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230928_01
*グッドデザイン賞・・・デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
参考:グッドデザイン賞ウェブサイト https://www.g-mark.org/
管理番号 0053(3276)
コマツ サステナビリティ推進本部コーポレートコミュニケーション部
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