2024年10月18日
コマツ(社長:小川啓之)は、2024年10月20日(日)~21日(月)に福井県で開催される「2024森林・林業・環境機械展示実演会」 に出展します。各種林業機械や環境機械、ハーベスターによる造材作業の進捗状況を見える化する林業ソリューションサービス「ZOUZAIウォッチャー」をご紹介します。
【PC138US-11 ハーベスターC93仕様】
コマツは、持続可能な循環型林業を通じた脱炭素社会の実現を目指し、林業の機械化による安全性・生産性の向上や伐採および搬出にかかわる林業機械情報の見える化ソリューションによる効率化を進めています。
展示実演会では、「PC138US-11」をベースとした、ハーベスターC93(以下、「C93」)仕様やロングリーチグラップル仕様、本年4月発売の油圧オートカプラ装着車などのデモンストレーションを予定しています。
特に、C93は、林業先進国のスウェーデンにあるコマツ子会社のコマツフォレスト製ハーベスターをベースに日本専用の仕様に新規設計しています。日本の現場に合わせ、フロントナイフの延伸による材の掴みやすさの向上や富士山型トップナイフの採用による枝払い性能の向上を実現しています。
また、会場では、C93で造材した情報が林業ソリューションサービス「ZOUZAIウォッチャー」上に反映される様子もご紹介します。従来は、現場のオペレーターが記録した情報を基に造材管理を行うため、記録の手間や進捗状況のリアルタイムでの把握に課題がありました。「ZOUZAIウォッチャー」では、丸太本数・材積量などの造材作業情報を自動でマップと一覧表に落とし込むため、記録と管理の手間が省けます。さらに、これらの情報は、パソコンやタブレット、スマートフォンから確認できるため、現場や事務所にて進捗状況を把握しやすくなり、適切なタイミングでの運材トラック手配や市場納入の判断に活用できます。
デモンストレーションを予定しているロングリーチグラップル仕様は、最大作業半径12mを実現し、広範囲の集材作業に適しています。また、油圧オートカプラ装着車は、従来、手作業が必要だったアタッチメント交換を、車両から降りずに交換できるようになるため、作業道の作設などに複数のアタッチメントを使用する現場における交換時間を削減でき、効率性向上に寄与します。
【PC138US-11ロングリーチグラップル仕様車】
このほか、林業作業における環境負荷低減はもとより、静粛性にも優れた電動ミニショベルやリチウムイオンバッテリーフォークリフト、本年8月より発売を開始した電動マイクロショベルPC01E-2等を展示予定です。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
■デモンストレーション機種
PC138US-11 ハーベスターC93仕様 / ロングリーチグラップル仕様 / 油圧オートカプラ装着車の3機種
PC58UU-6 モノブーム仕様(グラップル装着車)
■展示機種
PC78US-11 ハーベスター・プロセッサー装着可能車(フィンランド KESLA社製)
PC170LC-11 ハーベスターC93仕様
PC01E-2 / PC05E-1 電動マイクロショベル
PC30E-6 電動ミニショベル
FE25G-2 リチウムイオンバッテリー搭載電動式フォークリフト
林業シミュレーター(VRゴーグル仕様)
ZOUZAIウォッチャー(造材作業の見える化ソリューション)
(参考)関連リンク
「2024森林・林業・環境機械展示実演会」の詳細は、一般社団法人 林業機械化協会HPをご覧ください
林業機械化協会HP:https://www.rinkikyo.or.jp/
管理番号 0055(3280)
コマツ サステナビリティ推進本部コーポレートコミュニケーション部
tel: 03(6849)9703
mail: JP00MB_cc_department@global.komatsu
※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。