2025年日本国際博覧会 地雷除去プロジェクトに関する出前授業を中学校で実施

2025年04月11日

 

 コマツ(社長:今吉琢也)は、内閣官房が主催するEXPOスクールキャラバン※の活動に参画し、2025年2月から3月にかけて、長崎県、東京都、兵庫県の中学校3校で出前授業を実施しました。2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のテーマである持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて、コマツが取り組んでいる地雷除去プロジェクトを題材に、未来を担う子どもたちと共に平和や自身の生き方について考える機会を提供しました。

※大阪・関西万博事業の一環として、内閣官房の主導により、全国の小・中学校・高等学校・特別支援学校 200 校以上を対象に、大阪・関西万博出展企業等が出前授業を行う活動。大阪・関西万博を契機に、全国の児童・生徒がSDGs 等を学び、未来社会 について考え、将来の行動につなげていくことを狙いとするもの。

  

 出前授業は、2月7日に長崎県南山中学校(2年生)、2月26日に東京都大田区立大森第十中学校(3年生)、3月7日に兵庫県西宮市立平木中学校(1年生)にて実施し、計約300名の生徒に参加いただきました。授業では、地雷による被害の世界的な状況や、歴史的背景について理解を深めてもらい、その上で、コマツの地雷処理から復興までのコミュニティ開発を目的とした支援活動を紹介しました。対人地雷の課題をより身近に感じてもらうため、地雷除去に使用する防護服の試着体験や、さまざまな種類の地雷の模型や動画を使った説明を行いました。講師からの問いかけに、生徒たちからは、被害地域に住む人々が直面する危険や苦労に思いをはせる感想や、自分たち一人ひとりが社会貢献として何ができるかについてのアイディアなど、さまざまな感想や意見が寄せられました。

 

 

 コマツは、これまでも地域社会とともに、次世代を担う子どもたちを育む活動を行ってきました。カンボジアやラオスでの対人地雷除去から復興までのコミュニティ開発支援では、安全になった土地に住民が戻ったあとには次世代の育成が重要という観点から、小学校の建設(カンボジア10校、ラオス1校)や卒業生を対象にした奨学金を給付しています。また、子どもたちが世界平和や自分の将来や生き方を考えるきっかけになればと考え、以前より日本国内の学校で地雷除去プロジェクトに関する出前授業を実施しています。

 コマツは、地域社会への社会貢献活動の一環として、次世代を担う子どもたちの育成を重視しています。里山での自然観察、理科・ものづくり教室、小学校向け社会科見学など、コマツの強みを活かしたさまざまな活動を行っており、今後も、次世代を育む取組みを継続して実施していきます。
コマツは 青木あすなろ建設とともに大阪・関西万博で未来の水中施工の展示を行います。子供たちが未来の社会や環境、技術への関心を高める機会となることを期待しています。

 

<関連リンク>
スペシャルサイト「ミライの水中工事」| 青木あすなろ建設・コマツ
https://expo2025.underwater-construction.com/ja/
未来の水中工事:2025年日本国際博覧会の展示プレイスを初公開
https://youtu.be/9pyqFTsv440
https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2025/20250310_2
コマツ 社会貢献活動:
https://www.komatsu.jp/ja/sustainability/social-contribution?utm_content=csr_comm_nav

以  上

 

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