2022年度からの中期経営計画を策定するにあたり、当社を取り巻く外部環境の変化と事業リスクへの対応力を強化するため、マテリアリティ(重要課題)の分析を行っています。新中期経営計画における成長戦略の考え方である、ESG課題解決と収益向上の好循環を生み出すために、分析結果から導き出された優先度高い分野への活動を成長戦略にも反映させています。
コマツはステークホルダーの皆さまとの対話を重視しています。さまざまな機会をとらえて、当社の状況を説明するとともに、皆さまの声に耳を傾け、双方向の対話を実施しています。
成長戦略を通じたESG課題解決を着実に遂行していくために、KPIを設定し、その達成状況を統合報告書において開示しています。また特定したマテリアリティやKPI、関連性の高いSDGsゴールとの関係を整理しています。
サステナビリティに関するコマツの優先課題は、ISO26000の中核課題や、国連グローバル・コンパクトなどの国際基準と共通しています。
具体的な取り組みのために、社内ガイドラインである「コマツの行動基準」や、協力企業への依頼事項である「CSR調達ガイドライン」に織り込んでいます。
コマツは、国内市場において公募形式によるグリーンボンド(無担保普通社債)を発行しています。またサステナビリティ・リンク・ボンド(米ドル建無担保普通社債、以下、SLB)を発行しています。
人、社会、地球と共に栄える
未来を切り拓くために
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