ウィリアムズ・レーシングのドライバー、アレックス・アルボン選手とフランコ・コラピント選手は、最先端のテクノロジーを搭載したパワフルなマシンの操縦には慣れています。しかし、コマツのアリゾナ試験場を訪れた両選手には、驚きの体験が待っていました。
超大型マイニング機械の操作に挑戦することは、予想を超えたエキサイティングな新しい方法でスキルの幅を広げる機会となりました。
ウィリアムズ・レーシングのフランコ・コラピント選手(左)とアレックス・アルボン選手(右)アリゾナ試験場にて (アリゾナ州 ツーソン)
ダンプトラックや油圧ショベルを操作することが子供の頃からの夢だったというコラピント選手は「素晴らしい体験でした。最高の時間を過ごしました」と語っています。
ハイブリッドパワーなどの技術的な要素は2人のドライバーにとっても馴染みがありましたが、そのほかは未知の世界でした。
「階段を上ってコックピットに入るのは、いつもの運転ではあり得ないことです」とアルボン選手は言います。
エアコンの効いた運転室と衝撃を吸収するシートについては、「はるかに心地良いと言わざるを得ない」とコメントしています。
ウィリアムズ・レーシングのチーム代表であるジェームズ・ボウルズ氏とともに訪れた2人のドライバーには、それぞれコマツのトレーナーが付き、同乗して操作をガイドしました。アルボン選手とコラピント選手は、どちらができるだけコーンを倒さず、できるだけ短時間で、より多くの土砂をすくえるかを競い合いました。
2人は、巨大なマイニング機械の重量とパワーを操りながら、急斜面での操作に挑戦しました。
ウィリアムズ・レーシングのドライバーであるアレックス・アルボン選手とフランコ・コラピント選手は、チーム代表のジェームス・ボウルズ氏とともに、アリゾナ州ツーソンにあるコマツのアリゾナ試験場を訪問し、超大型マイニング機械の操作に挑戦しました。
コマツのエレキダンプを見上げるアレックス・アルボン選手(左)とフランコ・コラピント選手(右)
コマツは、ウィリアムズ・レーシングF1チームのプリンシパルパートナーとして、コマツのマイニング機械が持つ最先端テクノロジーと圧倒的なスケールを体感していただけたことを嬉しく思います。
アルボン選手は、「コマツのアリゾナ試験場で普段とは違ったマシンを運転できたことは素晴らしい経験でした。操作した機械は大きさには驚きました。指導してくださったコマツのトレーナーにも感謝しています」とコメントしました。
アリゾナ試験場は、コマツの研究開発拠点であるとともに、試験場とデモサイトとしての機能も兼ね備えています。オースティンでのレースに先立ち、アルボン選手とコラピント選手はここで、2階建ての建物に匹敵する大きさのパワーアグノスティックトラック930Eと、38㎥のバケット容量を持つPC7000-11の操作に挑戦しました。これらの機械には、最先端のマイニング技術が搭載されており、コマツのイノベーションと効率化に対する取り組みを象徴するモデルです。
「グローブにあるウィリアムズ・レーシングの工場と同様に、この現場も非常に活気があるイノベーションと進化の拠点ですね。ただ、こちらのスケールはまったく異次元です。この経験を通じて、コマツとのパートナーシップの重要性がさらに高まり、両ブランドがいかに技術面で限界に挑戦し続けているかを再認識できました。今後もこのパートナーシップがさらに進化し、成長するなかで、今日のような経験を重ねていけることを期待しています」と、チーム代表のボウルズ氏は語りました。
両ドライバーは、巨大な重量とパワーを持つ超大型マイニング機械に乗り込み、険しい地形を運転しながら、正確なルートを辿るという新たなスキルの限界に挑戦しました。どちらのドライバーにもコマツのトレーナーが付き、操作をガイドしました。
アルボン選手は「スキルセットは異なりますが、巨大油圧ショベルとF1マシンで運転に必要な専門知識は予想以上に共通点がある」と語りました。
アリゾナ試験場にてコマツのエレキダンプをじっくり見るウィリアムズ・レーシングのアレックス・アルボン選手(左)とフランコ・コラピント選手(右)(アリゾナ州、ツーソン)