いよいよ、建機の未来が幕を開けます。今年の3月14日から18日までアメリカのラスベガスで開催される「CONEXPO 2023」。
昨年の10月に開催され、コマツも出展したドイツの「bauma」と並ぶ世界最大規模の建設機械の見本市です。
コマツは、1981年、アメリカのヒューストンで開催されたCONEXPOに初出展しました。「Komatsu the Total Machine」をコンセプトに、建機のフルラインメーカーとして技術力を世界に向けてアピールし、各国の入場者から高い評価を集めました。
あれから40年以上たった今年、コマツは今もなお時代の先を走る建機の技術とイノベーションの数々を世界に向けて発信します。
1981年開催、CONEXPO初出展の様子
「CONEXPO 2023」におけるコマツのコンセプトは、「Creating value together」。
そのメッセージは、お客さまと共に持続可能な社会を実現するために新しい価値を創り出す、というコマツのブランドプロミスでもあります。
建設の現場において特に社会課題として取り上げられている脱炭素や生産性の向上、安全な労働環境や労働効率の最適化といった社会課題に対して、お客さまと共に取り組んでいくソリューションの数々、建機の未来のあり方を、この見本市でご紹介します。
「CONEXPO 2023」におけるコマツのテーマが、お客さまの現場における生産性の向上と、それを実現するためのテクノロジーです。
まずは、建設のプロセスにおけるあらゆるデータをICTで有機的につなぐことでお客さまの現場の生産性を向上する「Smart Construction」。
自動化など最先端の技術を組み合わせ、現場における測量から検査までのすべてを見える化することで、安全かつ生産性の高い「未来の現場」を創造することができます。今回のCONEXPOでは、建設現場のデジタルトランスフォーメーションを実現する最新のソリューションをご紹介します。
また、建設現場だけではなく、採石場などの現場におけるソリューション(※)をご紹介します。※北米地域で提供しているサービス内容となります。他の地域では、サービスの提供有無・内容が異なります。
コマツが、世界で初めて発売した自動ブレード制御機能を搭載したブルドーザーや、油圧ショベルの操作をセミオート化したICT建機は、この十年、お客さまの現場作業の自動化に貢献してきました。
これらの技術により、オペレーターが細かい操作をしなくても、刃先が位置情報と蓄積された施工データを元に地面に沿って動くなど、熟練オペレーターのようにスムーズに作業できるようになりました。
「CONEXPO 2023」ではICT建機の最新ラインナップ(PC360LCi やD71PXiなど)とともに、既存の建機に取り付けることで、ICT機能を利用できるようにした後付けマシンガイダンス(レトロフィットキット)についてもご紹介します。
ICT建機およびレトロフィットキット装着建機を導入すると、作業履歴がコトデータとしてスマートコンストラクションのプラットフォーム上にアップされ、プラットフォーム上のアプリケーション群により作業進捗の見える化や施工シミュレーションを行うことが可能となります。
コマツはモノとコトの進化による施工のデジタルトランスフォーメーションで、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現します。
コマツは今、2050年のカーボンニュートラルの目標に向けて、お客さまと共に脱炭素社会を実現するための挑戦を続けています。
「CONEXPO 2023」では、現場と地球の環境に貢献する最新の製品やソリューションをご覧頂けます。
生産性の向上や安全な労働環境、脱炭素化といった社会課題は、地球にあるすべての企業、地球に生きるすべての人の問題です。
コマツも、この社会の一員として、エネルギー源の多様化、生産性の改善、そしてCO2排出ゼロの製品開発を通じてお客さまやステークホルダー、社員と共に、持続可能な未来を創っていくための努力を続けていきます。
そして、「CONEXPO 2023」が、私たちとみなさまの美しい未来への思いをさらに強める契機になることと信じています。
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