コマツは、2001年から特徴的な 3 本のストライプのマークを使用してきました。
マークの制定時、3 本のラインはユーティリティ(小型機械)、コンストラクション、マイニングという コマツの礎となる事業を象徴しており、これらの重点事業に対する当社の揺るぎないコミットメントを表していました。 それ以来、コマツは他の分野でも力強い存在感を築き、事業範囲を拡大してきました。新たなストライプは、これまでの 3 本の水平なラインから 3 本の平行な斜めのラインへと変更されます。 このデザインは、未来へ向かう動きと躍動感を想起させると同時に、「共に創る未来へ」という当社のブランドプロミスを示しており、3 本のストライプは社会、お客さま、コマツの社員が調和して前進している姿、そして協調的な進歩へのコミットメントをイメージしています。
技術識別のための表示も全体の雰囲気の統一を高めるなど、マークの他の部分にも変更が加えられます。 全体的な見た目の美しさから微細な機能要素に至るまで、細部へのこだわりは、考え抜かれたデザインへのコミットメントを強調するものです。
コマツのデザインは、企業文化に密接に沿った特別なデザイン・フィロソフィーに基づいて選ばれたもので、偶発的なものではありません。 これは人間中心のアプローチであり、見た目の美しさだけでなく、機能性、安全性、そしてオペレーターやメンテナンス作業員から機械が稼働する地域社会に至るまで、関係者全員の体験を重視しています。
デザイナーはエンジニアや関係者と緊密に連携し、フィードバックを統合して、堅牢性と見た目の美しさを兼ね備えた機械を作り上げています。
デザイン・フィロソフィーには視覚的手掛かりとしてのコマツのロゴも含まれています。 機械の外装もブランド体験の一部であり、 デザイナーと技術エンジニアが協力し、コマツのデザインを魅力的で機能性の高いものにしています。 また、お客さまがコマツの機械を見たときに、機械が最新のものだとわかる必要があります。 古くなったデザインが使われていると、最新の美的要素やイノベーションに惹かれて時代の先端を行く消費者に対し、製品やブランドまで時代遅れで競争力がなく、魅力的でない印象を与える可能性があるのです。