上位争いが混戦模様で迎えた最終日。首位スタートの井戸木鴻樹と清水洋一がシーソーゲームの激戦を繰り広げた。16番ホールでバンカーからチップインバーディーを決めた井戸木が清水との差を広げる。その後井戸木は17番、18番ホールでも連続でバーディーを決め、清水を突き放し、最終的に2打差の17アンダーで井戸木鴻樹がコマツオープン初優勝、シニアツアー通算3勝目を挙げた。
また、特別賞は18番ホールで、日下部光隆(52)、沢田尚(53)、久保勝美(58)の3名がイーグル賞を獲得。そして、前日エージシュート賞を獲得した髙橋勝成が最終日でもエージシュートを達成。2019年大会に続き2日連続で達成した。
本年のコマツオープンは一般非公開の中での開催となったが、シニアプロの技が随所に見られ、白熱した戦いが繰り広げられた。
優勝副賞のPC20MR-5に乗って記念撮影をする井戸木選手と大会会長のコマツ代表取締役社長(兼)CEO小川啓之